本ゼミの授業構成
1.オリエンテーション
2.友情観
3.恋愛観
4.友情と恋愛の違い
5.恋愛が広まった背景〜社会学的アプローチ〜恋愛ってしなきゃいけないもの?
6.5を受けてのゼミ
7〜14学生主導による発表(下の日程参照)
日程(案)
ゼミ生が独自で考えた授業テーマです!
第7回 5月23日 恋愛感情がなくても性行為ができるか?
8 30日 恋と愛の違い
9 6月 6日 国際恋愛・国際結婚(メンバーによる発表)
10 13日 別れた、ふった、ふられた人との関係
11 20日 片思いの人に対する諦めと粘り
12 27日 恋愛感情が生まれる瞬間―どこからが恋愛って感じるものなのか?
人はどのようにして人をすきになるのか?
ひとはどのようにしてひかれあっていくのか?
13 7月 4日 恋愛感情はいつまで続くのか、また、どんなとき、どんなきっかけでおわってしまうのか
恋愛の持続性 比較社会学的観点 結婚後の夫婦愛の持続性について、日本人と外国人の恋愛の対比
14 11日 未定
15 18日 まとめ
恋愛論とは
恋愛とはいったいなんであろうか。恋愛をするのはそもそも人間だけである。
なぜわたしたちはこのように非生産的で無駄な行為を生み出したのか、謎である。
恋愛は人をおかしくさせ、変えてしまう。恋した相手に、最も大切な自分自身を吸い取られてしまうような気さえする。
全身全霊が、そのひとに向かって訴えかけてしまうのだ。
しかし、その恋愛という行為をわたしたちは人生のうちに幾度となく繰り返す。
繰り返してしまうといったほうが正しいかもしれないが。
(もちろん、人生で1回も恋愛しない人がいるのも忘れてはならないが。)
特に青年期と呼ばれる、今の時期はそうだ。けれどそんなにわたしたちの人生に於いて、
重大な意味を持ちうる恋愛は、なかなかおもてだって語られたことはない。「恋愛」というものが、
本来個人的なものであり、語りにくい、研究しにくいといった事情もあったには違いないが、
それでも、恋愛をすることが一般化してきた現在、「恋愛」についてあえて語ってみる事は必要なことだと思う。
なぜなら、悪い恋愛は人を駄目にしてしまうが、良い恋愛は人を美しくしてくれるからである。
だから、この授業は「論」がついていても恋愛についてのノウハウを学ぶ授業ではない。
もちろんそういう知識があるにこしたことはないが、それを生かす心が無ければ恋愛はただのゲームであり遊びだ。
そうではなく、恋愛は自分自身を映し出す鏡のようなものだ。つまり、恋愛を考えることは、
自分自身を考えることでもあるのである。
参考文献
・AERAMook,vol.51『恋愛学がわかる。』 朝日新聞社 1999. 竹田青嗣等の幅広い執筆陣が、恋愛についてわかりやすく語ってくれる。
・浅見克彦『愛する人を所有するということ』 青弓社 2001.
・アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ 藤井留美訳『話を聞かない男、地図が読めない女』 主婦の友社 2002.
・上野千鶴子ほか『セクシュアリティの社会学』岩波講座現代社会学1996. 幅広い分野からの執筆陣。論文集。
・小谷野敦『男であることの困難―恋愛・日本・ジェンダー』 新曜社 1997. 男性おすすめ。
・デズモンド・モリス 石川弘義訳 『ふれあい〜愛のコミュニケーション』 平凡社 1993. 愛の行為の意味合いをボディタッチの視点から解明。
・G・アラン 仲村祥一/細辻恵子訳 『友情の社会学』世界思想社 1993.
・西平直喜『友情・恋愛の探究』 大日本図書 1981 青年の世界,3
・ロラン・バルト 三好郁朗訳『恋愛のディスクール・断章』 みすず書房 1980.