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授業科目生と死を見つめて−死生学入門−学期・曜日・時限
前期・月・3
適正人数
150名
単位数
2
コーディネーター細見博志 HOSOMI,Hiroshiキーワード
生と死,死生学
授業の目的
この授業は、学生有志の希望と企画をもとに、細見がそれに協力する形で、協同して構成したものである。
 そもそも現代において、「死」が見えにくくなっていることは周知のとおりである。
もとより死は一回限りの出来事で、自らの死を体験しても、それを他者に伝えることはできない。
伝達できるものは他者の死以外にはない。しかしその他者の死は、一瞬のうちに何千人の命が目の前で失われる現代にあっても、いやそのような現代にあっても、いやそのような現代だからこそ、切実感をもって経験することは難しい。切実に経験されるべき死は、しばしば一通の電話でもって、過去形で伝えられる、死が見えにくくなっている所以である。そしてそのことから、生も見えにくくなっているであろう。あらためて、死を学び、そして生を学ぶ必要に私たちは迫られているというべきである。
 この授業では、生と死を、倫理学、宗教学、人類学、社会学、医学、教育学、法学、哲学、といった様々な視角から眺める。眺めとられたモザイクをもとに、全体像を復元するのは、聴講者一人一人の課題である。
 なお、毎回10分ほどを聴講者からの質問の時間に当てる予定である。
授業の内容
 第1回 ガイダンス             細見 博志 医学部保健学科
 第2回  死生学入門――死を学ぶことの意味  細見 博志 医学部保健学科 
 第3回 習俗から見た日本人の死生学     島  岩  文学部
 第4回  近代日本におけるライフ・コース   鹿野 勝彦 文学部
 第5回 社会学から見た生と死(1)       高橋 涼子 法学部
 第6回 社会学から見た生と死(2)       高橋 涼子 法学部
 第7回 文化と死生観            鹿野 勝彦 文学部
 第8回 ホスピスにおける生と死       川浦 幸光 済生会金沢病院
 第9回 生と死の教育(1)           村井 淳志 教育学部
 第10回 生と死の教育(2)           村井 淳志 教育学部
 第11回 法学から見た生と死(1)        青野 透  法学部
 第12回 法学から見た生と死(2)        青野 透  法学部
 第13回 現代における死のイメージ      浅見 洋  石川県立看護大学
 第14回 全員による討論